アンパンマンって結構暴力表現多いですよね?なので最近、我が家ではおさるのジョージを見せてます!
我が家ではテレビは見ませんが、DVDなどで映画は観ている、ということは前にお話しさせてもらいました。
3歳になる娘にはアニメも見せています。
基本はジブリやディズニーの映画が多いです。
娘のお気に入りは"トトロ"と"ハウル"。
あと、日本人のこどもなら誰もが大好きな"アンパンマン"も例外なくハマってしまいました。
アンパンマンの訴求力の高さには恐れ入ります。
まぁ好きで見てるものを取り上げる理由も無いので、今までは見せていたのですが、最近友達と遊んでいる時に、気に入らないことがあると、「アンパンチ!」とか「アンキック!」と言って攻撃するようになってきてしまいました。
遊びではなくて、泣きながら必死の表情でやってるので、本気で相手をやっつけようとやってるのだと思います。
言葉の少ない小さな子の自己表現として"叩く"、"蹴る"ってゆーのが存在するのは致し方ないことですが、それじゃ物事は解決しないってゆーのはやはり親として伝えていかなければなりません。
そこでふと思い返すと、そういえばアンパンマンは大概暴力で解決してしまってるな、と。
もっと言うと、"悪があって、正義がある"という構図と、"悪を倒すためなら、暴力も正当化される"という思想を知らず知らずのうちに刷り込んでしまうんじゃないかと思えてきてしまいました。
実際そうならないかもしれないし、私の考え過ぎなのかもしれません。
でも、一度そう思ってしまったら、見せ続けるのに抵抗が生まれるものですよね。
それでストレスを感じて、子どもにその矛先を向けるのも違うと思うので、アンパンマン見せたくないな〜、と思っていました。
そんな時にちょうどブロガーのヨスさんのこちらの記事
を読んで、頷くことが多々ありまくったので、おさるのジョージ見せてみました!
最初、「おさるのジョージ見る?」と聞くと、「いや!!」と答えましたが、そこをなんとか言いくるめて、ちょっと見せると、すぐに楽しそうに見入ってました。
戦ったりというシーンがないので、ほんと親としては安心して見せれます。
そういうシーンがないと物足りなくてすぐ飽きるのかな?と心配もしてたのですが、そんなこともないみたいですっかりハマってくれました。
アニメの中でジョージは日常生活の疑問とかトラブルを自分なりに一生懸命考えて、ちょっと失敗しながらも解決しようと実行していきます。
そのジョージ効果で娘も、例えば料理を作ってる時とかに「ジョージもい〜っぱい玉子わってたねー!」と言って玉子を割るのを手伝ってくれたりするようになりました。
そんな風に普段の生活に色々とリンクさせて興味を持ってくれるようになったのは、アンパンマンなどの異次元が舞台のアニメには無かった効果かな、と感じてます。
まぁまだ、切り替えて間もないので、"アンパンチ"はなかなか抜けませんが、気長にジョージを見させて行こうと思います!