高島おどり(盆踊り大会)に参加してきました!
先週日曜日、9月9日に地元で開催された盆踊り大会“高島おどり”に参加してきました!
この“高島おどり”、一時は存続が危ぶまれていましたが、地元の老舗和ろうそく屋の四代目が発起人となって、クラウドファンディングを行い、櫓(やぐら)の修繕費や運営資金を調達され、盛大に開催されました!
切り似顔絵師のチャンキー松本さんもサポーターとして参加され、なんとも可愛らしい絵柄のグッズがたくさん販売されてました!
Tシャツ↑
手ぬぐい↑
トートバッグ↑
“高島おどり”は地域のおどりの集合体!
さて、そんな“高島おどり”は1つのおどりではなく、高島市内の各地域で少しずつ違う“音頭・拍子・踊り”が伝わっていて、それらを総称して“高島おどり”と呼ばれています。
今回の盆踊り大会ではその中から代表的な6つのおどりを踊りました!
- 今津高島音頭(難易度★)
- 新旭高島ふるさと音頭(難易度★★)
- 朽木針畑音頭(難易度★★★)
- 安曇川高島音頭(諏訪神社奉納踊り)(難易度★★★★)
- 朽木やっさ(難易度★★★★)
- マキノ高島音頭本調子(難易度★★★★★)
我が街今津のおどりは難易度星1つで、初めてでも少し見れば誰でも踊れる気軽さが売りです!
難易度星5つのマキノの本調子は複雑な振り付けで初めてだとなかなか難しいですが、その分見応えがあるので見ているだけでも楽しめます!
今回の大会用に練習用の動画がUPされているのでよろしければご覧ください!
踊りを継承していく意義
この6つの他にもまだ小さな集落で独自のおどりがあるところもあります。
ですが、過疎化によって歌い手、踊り手が途切れ、失われていったものも多々あるようです。
クラウドファンディングの紹介ページで保存会の会長さんが、「踊りは無形のものだからこそ、建物や景色が変わっても踊りが残っていれば、ふるさとを感じてもらえる。」という風におっしゃられておりました。
確かに聴覚は視覚よりも記憶に残りやすく、昔流行った歌を聞くと当時の思い出が鮮明に思い出されるというのは、よくある話ですよね。
私自身、夏祭りでこの音頭を聞くと郷愁を感じます。
地元に帰ってきている私ですらそうなのだから、どこか別の街に出ていっている人ならなおさらだろうと思います。
さらに言うと、世代を超えて歌い踊れるものがあるということは、地域の結束的な意味でも重要みたいです。
どこか外国の酒場で陽気なおっちゃんが歌い出すと、その場にいた全員が合わせて歌い出しちゃう、みたいなあれです。(←どれ?笑)
ああいう歌は流行歌とかじゃなくて、歌い継がれてきた民謡的なものだそうですね。
日本じゃほとんどの地域でそういう文化って薄れてきちゃってますよね。
沖縄とかはまだ残ってそう。
そういった意味でもこの“高島おどり”を伝え残していく意義は大きいと個人的に思ってます。
というわけで、保存会に入会しちゃいました!
見る阿呆から踊る阿呆になり、そしてこれからは伝え残す阿呆になりたいと思います!
まとめ
高島おどりについてざっくり&個人的な主観丸出しで書いてきました。
高島市という小さな市の中で、さらに小さな集落ごとに独自の踊りがあるという文化もなかなか珍しく面白いですよね。
そんな面白いこの“高島おどり”という文化を楽しみながら、しっかり次世代に伝えていくべく、保存会活動に尽力したいと思います!