くくりブログ

"自然な暮らし"とは何かを考えながら暮らしています。日々の暮らしの些細な出来事をつらつらと。

洗濯物のにおいに悩まされ続けた平成最後の夏。実践した対処法まとめ

今年の夏も暑かったですね〜。

 

そして、災害も多かった!

 

台風21号で高島市でも大きな被害の出た地域があります。

 

立て続けに北海道でも地震があり、大変な夏になりました。

 

被害にあわれた方々が一日も早く普段の生活に戻られることを願っています。

 

 

そんな災害だらけの平成最後の夏に、わが家でも一つの事件が発生していました。

 

それが、"洗濯物悪臭事件"です。

 

梅雨を超えて本格的に暑くなりだしてから、汗の染み付いたにおいのような、生乾きのにおいのような、そんなにおいが洗えど洗えど取れないのです。

 

最初は暑くなってきて汗もよくかくようになったからかな?と思って見過ごしてたんですが、あんまり汗をかいてない日でも関係なく、何日経ってもずっとにおうので、これはおかしいと思い、においを取る方法をネットでいろいろ調べて実践してみました。

 

今回は我が家で実践した方法をまとめて書きたいと思います。

 

この記事のザックリした内容は、

  • 洗濯物のにおいを落とす方法
  • そもそもなぜ洗濯物がにおうのか?
  • 実践する順番も大事!
  • なにより普段からの対策が肝心!

です。

 

 

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洗濯物のにおいを落とす方法

  1. 洗濯槽の洗浄
  2. お風呂の残り湯を使わない
  3. 石けんを変えてみる
  4. 乾燥機を使う
  5. 酸素系漂白剤を入れて洗うorつけ置き洗い

 

以上が我が家で実践した方法です。

順番もこの数字の順番でやっていきました。

 

結論から言うと、最後の5番の酸素系漂白剤でのつけ置き洗いをして、ようやく取れました。

 

「なら、最初から漂白剤で洗えばいいんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、そうとも限らないのです。

 

そこらへんのことも書いてますので、気になる方はどうぞ読み進めていってください!

 

 

なぜ洗濯物がにおうのか?

まず、そもそもなぜ洗濯物がにおうのか?ということですが、これは雑菌の繁殖が原因だそう。

 

服に付いた汗の皮脂をエサに雑菌が繁殖することで、あの生乾きのような嫌〜なにおいがするようです。

 

なのでこの雑菌の繁殖を抑えることが重要になってくるのですが、そもそも我が家ではそのためにEMを活用した洗剤をつかっていたはずなんですけどねー。

 

我が家の洗濯は100%天然成分のみでEM発酵物質を駆使した"マザータッチ"を使ってます! - くくりの家の暮らしの日記

EMとはそもそもなんぞや?正式名称は"Effective Microorganisms : 有用微生物群" - くくりの家の暮らしの日記

 

それなのに洗濯物が臭くなってしまった。

妻やお互いの実家の家族からも「なんかあんたらの服、めっちゃ臭くない?」と言われ、洗濯担当大臣としての職責を果たせなかった私の精神的ダメージはハンパじゃありませんでした(泣)

 

高温多湿な環境の中、EMよりも雑菌の力が勝ってしまったのか?とか、そもそも何ヶ月も買い置きしてる間にEMの力が弱まったのか?とか色々考えましたが、そんな悠長に考えてる間も無く、とにかくこのにおいをなんとかするべく、ネットに書いてあった方法を片っ端から実践していきました。

 

 

1.洗濯槽の洗浄

まずは洗濯機の洗浄から。

実はこれは今年の梅雨時の6月に一度行っているんですが、

 

洗濯槽の黒カビの掃除にどんなクリーナー使ってますか?我が家は酸素系の"フィトンα洗濯槽クリーナー"を使ってます! - くくりの家の暮らしの日記

 

完全に洗浄できていなかったのかもしれないと思い、もう一度やってみました。

 

少なからず汚れは出てきましたが、やはり一度やっていたので、こんなに洗濯物が臭くなるほど汚れが溜まっていた様子ではありませんでした。

 

 

2.お風呂の残り湯を使わない

洗濯機の洗浄と並行して、それまではお風呂の残り湯を洗いのみですが使用していたので、それもやめました。

 

残り湯はやはり体の汚れや皮脂が混ざっていますので十分にすすげていないと、むしろ雑菌の繁殖を促すことにもなるようです。

 

普通は洗いのみですすぎを水道水にしておけば問題無いようなのですが、念のため使わないことにしました。

 

 

3.石けんを変えてみる

上記の1,2の方法を一週間ほど試したのですが、一向ににおいはとれず、「対症療法的だろうがなんだろうが、とにかく早くこのにおいをなんとかしたい。」という妻の要望&においは周りの人にも影響を与えるので、やむなくマザータッチの使用を断念。

 

そよ風の液体石けんに変更しました。

 

液体せっけん そよ風  1200ml

 

EMの力を信頼していた分、ここのショックが大きかったです。

 

まぁ、おかげでフローラルブーケのいい香りになりましたけど。。。

 

 

4.乾燥機を使う

また、雑菌は熱に弱いので、乾燥機や無ければドライヤーで乾燥させるという方法もあります。

 

ある程度乾いてから最後にアイロンをかけるという方法もあります。

 

ガス乾燥機が実家にあるので(実家はガス屋)、雨の日は使わせてもらっていました。

 

ちなみにうちの乾燥機はわが社でも取り扱っているリンナイガス衣類乾燥機 乾太くんの旧型。

 

部屋干しすると一発であのにおいが再発するので、少しでも怪しい天気だと乾燥機にかけるようにしてました。

 

私たちの住む高島市は日照時間が少なく降雪もあるので、冬場の洗濯にも乾燥機があるとかなり便利です。

 

1〜4までの方法でとりあえずピーク時のようなにおいはしなくなりました!

 

これでひとまず周りに不快な思いをさせることは無くなったので、この一連の洗濯物騒動は一段落しました。

 

ただ、よくよく嗅いでみると繊維の奥の方にまだにおいが残っている感じがします。

 

なので最後の手段、漂白剤を使用しました!

 

 

5.酸素系漂白剤を入れて洗うorつけ置き

酸素系漂白剤には除菌効果があるので、においの原因となる雑菌を除去してくれます。

 

 

漂白剤には塩素系もありますが、塩素系は強力過ぎて色落ちもしますし、においもきついですのであまりオススメしません。

 

最近よくある、“部屋干ししてもにおわない!”と、うたっている洗剤にはほとんどこの酸素系漂白剤が成分に含まれています。

 

最初の3、4日は洗濯の時に必要量を入れて普通に回すだけにしてましたが、あまり効果が感じられなかったので、つけ置き洗いをしました。

 

においがついた服を選抜して、漂白剤を60℃くらいのお湯で溶かしてその中に30分程つけ置いてから、洗濯機で普通に洗うだけ。

 

この方法でやっとこさ繊維の奥に残ったにおいまでとることができました!

 

やってしまえば簡単なことでしたが、ここに行き着くまでにだいぶ時間と労力が費やされ、なにより精神がすり減りました。。。

 

 

 

まとめ

以上、洗濯物のイヤ〜なにおいをとる方について、わが家で実践した方法をご紹介しました。

 

なによりまず大事なのは、においがつかないよつにすることなので、そのためには

  1. 洗濯したらすぐ干す。
  2. 干す時は洗濯物同士の間隔を空けて、風通しを良くする。
  3. 部屋干しの時は扇風機などで風を当てる。

などに注意して、湿ったままの状態を出来るだけ短くするようにしてみてください!

 

湿ったままだと雑菌が繁殖しやすいので。

 

それと洗濯槽も定期的に掃除して黒カビや汚れなどがたまらないように気をつけること。

 

こういったことを普段から気をつけておいて、それでもなんかの拍子でにおいがするようになったら、今回紹介した方法を試してみてください。

 

順番としては、

  1. もし残り湯を使ってたら、それをやめてみる。
  2. 一度、洗濯槽を洗浄してみる。
  3. 梅雨時などで部屋干しが続いてるようなら一度、乾燥機にかけるなどして熱で乾かす。
  4. それでもダメなら酸素系漂白剤で除菌する。

 

乾燥機で雑菌を死滅させたり、漂白剤で除菌しても、洗濯槽自体が問題だと洗うたびににおいがついてしまうので、まずは大元である洗濯槽の洗浄から取り掛かった方がいいと思います!

 

洗濯物が臭いとめちゃくちゃテンション下がるので、今後は十分注意したいと思います。

 

皆さまもお気をつけください!